名古屋大学の研究チームが台風の目の中に
ドロップゾンデと言われる測定器を投入し
台風を直接観測したとして話題になっています。
台風を直接観測をすることでより正確な台風の進路や
規模などを測定することができるそうです。
今回は台風を直接観測するドロップゾンデについてと
台風の目の中について紹介していきたいと思います!
ドロップゾンデ 名古屋大学の研究チームによる直接観測が話題に!
下の動画はドロップゾンデが台風に投下される場面を記録したものです。
将来は直接観測をすることで台風の詳しい情報を得ることができるようになるそうですね。
名大グループが「台風の目」に突入 飛行機で直接観測に成功 変わる!?台風予測
<ネット上の声>
・すげーな
・デイアフタートゥモロー思い出した
・昔はアメリカ軍が飛行機で台風の目の中に入ってドロップゾンデを落として観測していたけど、
それをやっと日本でもできるようになったということ?・ドロップゾンデを落としに台風の目の上に行く飛行機。吸い込まれそう、
と思ったけど上昇気流だから逆か・ドロップゾンデって響きがなんか好き。
・ドロップゾンデによる測定の成功おめでとうございます
・「ドロップゾンデ」と呼ばれる観測機器。 気になる。
・台風21号へのドロップゾンデの直接観測、成功したんですね。分析データが楽しみです
・ドロップゾンデとやらはどうやって回収されるんだ?
・ドロップゾンデを台風21号の目に直接投下しての実測値で
地上付近では風速70m超を観測してるってやべぇよ・イメージ的に、気象を観測するものは「打ち上げる」か「飛ばす」もんだと思ってた。
ちなみにこちらは2014年に一般の方が撮影した
台風の目の中の映像です。
台風19号 台風の目の中 2014/10/13
ドロップゾンデの回収方法の謎 一体どうやって回収するの!?
ドロップゾンデで台風を直接観測するのはわかりましたが、
台風へ放ったドロップゾンデは一体どうやって回収するのでしょうか。
台風のの中に投下するわけですから
高い確率で吹き飛ばされてしまいますよね。
結論から言うとドロップゾンデを回収する方法は
今のところ調べてもでてこないようです。
実は今回名古屋大学が放ったドロップゾンデははじめてのものであるため、
回収方法などの詳しい方法などはまだ明かされていないようなのですね。
そこでドロップゾンデと似ているものにラジオゾンデというものがあるのですが、ラジオゾンデの場合はある一定の高度になると備え付けている
気球が割れてゆっくり落ちてくるということのようです。
落ちてきたラジオゾンデは
ほとんどが海上に落下するそうですが、
場所や季節によっては陸上に落下することもあるそうです。
おそらくドロップゾンデもラジオゾンデと同じような
仕組みになっているのではないかと言われています。
またドロップゾンデには連絡先の書いてあるラベルが貼ってありますので
陸上で落ちているものを見つけた場合はラベルに書いてある連絡先に
連絡してあげてください。
ちなみにこのようなラベルが貼ってあるそうです。
ドロップゾンデは日本ではまだ少ないため、
1度は見つけてみたいですね~!
ドロップゾンデを使って直接観測をすると
これまでの予測よりも正確になるのがわかりますね。
確かに現在の天気予報を見ると
台風の進路がアバウトな感じもしますが、
将来直接観測が始まれば、
具体的にいつ頃台風が来るのかということもわかって
対策を立てやすくなると思います。
現在はアメリカが実用に向けて準備を進めているということですので
日本での実用化はあと早くても5~6年はかかりそうですね。
実用化されれば台風の時の時の予定もより立てやすくなるので
直接観測ができる日が楽しみですね。