北朝鮮から亡命した兵士が一命を取りとめ、
世界中で大きな話題になっています。
今回の亡命では亡命そのものについても話題になっていますが、
亡命中に追ってきた兵士が軍事境界線を越えてしまったことや、
亡命した兵士の中から数十匹の寄生虫が見つかったこと、
そして亡命した兵士の残された家族についても大きな話題になっています。
そこで今回は、
・北朝鮮から亡命した兵士の亡命をする瞬間の映像と解説動画
・追ってきた北朝鮮の兵士が軍事協会ラインを越えた瞬間の衝撃映像
・亡命した兵士の体内から寄生虫発見!?北朝鮮内部の驚愕の食糧事情
・亡命した兵士の家族の残酷なその後
についてお伝えしていきたいと思います。
目次
北朝鮮から亡命した兵士の映像公開!恐ろしすぎる亡命の瞬間
北朝鮮の兵士が亡命したときの映像が公開され、
世界に衝撃を与えています。
この映像は北朝鮮から亡命した兵士の亡命する時の様子を録画した映像です。
恐ろしい映像ですが、これが今北朝鮮で起こっている
現実のようです。
北朝鮮兵亡命の映像公開=国連軍
<ネット上の声>
・走って逃げれば銃弾はなかなか命中しないのがよくわかった。
・普通に軍事問題だと思う。
・回復したら尋問の日々か
北に居る時よりは人間らしい生活が送れそうだけど南に来ても好奇のさらし者にされるだけかも知れないな
ただ、北の現状を知る為に貴重な証言はいろいろ聞きださなければならないだろうね・兵士 思わず軍事境界線越えて 慌てて戻ったけど
大丈夫かな? あの兵士たち金正恩に粛清されてるかもしれないし・亡命兵士のその後の容態が気になっていたけど、助かったのですね。
せっかく助かった命なので是非北朝鮮の内情を世界に語って欲しいです。・というか韓国側はなにしてんだ?
侵入されてバンバン撃たれても
対応してる様子はない・逃げた兵士の一族は今頃地獄の苦しみ、
取り逃がした兵士皆殺しでしょうね。・韓国軍の対応も適切だったのか検証されるでしょうね
・追いかけた北の兵士がよろけてたけど栄養不足?
・本当はみんな脱北したいはず
・気の毒だな。
・映画の世界だな
・下級軍属のクーデターを期待。
・地獄から地獄に亡命して
いったい何の意味があるのか・彼は運が良かったな。
そして北朝鮮内部はやはりガタガタなのがよく分かる。
また、こちらはニュースで取り上げられた亡命するときの映像です。
解説がついていますので是非ご覧ください。
脱北兵士への発砲の瞬間 公開映像を詳しく見ると・・・(17/11/22)
北朝鮮 亡命の兵士を追っていた兵士が『休戦協定違反』と言われている理由
上の解説動画を見るとわかりますが、
今回の亡命で問題となっている「休戦協定違反」という行動は、
亡命した兵士を追いかけようとした兵士が行ったようです。
ひとつずつ説明すると以下のようになります。
まず、軍事境界線とは下の写真のラインです。この線を越えると「休戦協定違反」になります。
(↑南北軍事境界線のライン:ここを超えると「休戦協定違反」になります。)
下の画像は亡命しようとしている兵士が全力で走っている瞬間です。
(↑亡命しようとしている兵士)
そこへ追いかけてきた他の兵士がやってきます。(今回違反したと言われている兵士はこちらの兵士です。)
(↑追いかけてきた他の兵士)
追いかけてきた兵士が、下の矢印部分の軍事境界線を越えてしまいます。(※矢印のラインが軍事境界線です。建物の中央がそのラインです。)
(↑矢印の部分が最初の画像で説明した軍事協会ラインです。)
軍事境界線を越えてしまった兵士がラインを越えてしまっていることに気づき、
慌てて戻っているのがわかります。
(↑慌てて戻っている兵士)
上の画像からわかるように、軍事境界線を超えてしまったこの兵士の行動が、
「休戦協定違反」にあたるとして問題になっているようです。
本当にちょっとしたミスが命取りになる、
恐ろしい映像の一部始終です。
北朝鮮から亡命した兵士から大量の寄生虫が発見される!?北朝鮮の恐るべき食糧事情と寄生虫の原因
北朝鮮から亡命した兵士から数十匹の寄生虫が発見されたとことで、
世界に衝撃が走っています。
兵士の命を救うために手術に携わったLee Cook-jong医師は次のように
発言しています。
「外科医として20年以上の経験があるが、こんなものは教科書でしか見たことがない」(引用)
医療専門家によると
北朝鮮内部で深刻な健康問題や
寄生虫の感染が広がっているとのことです。
今回発見された寄生虫が見つかった原因には主に、
「下肥」とも呼ばれる人糞の使用によるものだとされているようです。
北朝鮮では1990年代に化学肥料を支給できなくなり、
農家は代わりに大量の下肥を使い始めたそうです。
2014年には金正恩・朝鮮労働党委員長自ら、
畑の肥料として、人糞のほか動物のフンや有機堆肥の利用を奨励したという事実もあり、北朝鮮の食糧事情は危機に瀕しているとみられます。
兵士でさえこのような食べ物を食べているのであれば、
北朝鮮の一般市民は一体どんな食べ物を食べているのかと
恐くなってしまいますね。
手術に携わったLee Cook-jong医師も
本当に驚いていたようです。
北朝鮮から亡命した兵士の家族のその後とは? 恐ろしすぎる『政治犯収容所』の実態
北朝鮮から亡命した兵士が話題になっていますが、
亡命した兵士の家族はいったいどうなってしまうのでしょうか。
北朝鮮では亡命を阻止するために亡命者の家族や親族を
公開処刑または、見世物のように処罰するそうです。
■直系家族(両親・兄妹)・・・【政治犯収容所】へ連行。
■親 族・・・徹底した監視と統制。更に居住、進学、職業の選択の際に社会的な差別を受ける。(引用)
<政治犯収容所の実態>
直系家族は以下のような処罰を受けます。
■1日の労働は約12時間
■男女の差無く重労働(炭鉱・採石・森林伐採など)が課せられる。
■ノルマを果たせない者はノルマを果たすまで徹夜で労働を強いられる。
■またはノルマを果たせないものはその場で銃で命を奪われる。
■暴力・拷問は日常茶飯事。
■命が尽きるまで暴力を受ける事もある。
etc(引用)
また北朝鮮の収容所は何種類かに分かれており、
犯した罪の重さによって収容される場所が違うようです。
1:比較的罪の軽い刑事犯を収容する場所は【労働教養所】
2:罪の重い刑事犯を収容する場所が【教化所】
3:最も重い罪とされる『政治的犯罪』を犯したものを収容する【管理所】一般的に【強制収容所】と呼ばれる。(引用)
日本人から見ると本当に恐ろしすぎますね。
映画の世界のような話が実際に行われている現実が
北朝鮮にはあるようです。
今回亡命した兵士は一命をとりとめ、
回復に向かっているようですが、
回復後は北朝鮮に送還されるかもしれません。
もし北朝鮮に送還されてしまえば、この兵士は間違いなく処刑されてしまうと
言われています。
この先この兵士にはどのような選択が残されているのでしょうか。
残された家族はすでに何かしらの処罰を受けているかもしれません。
ここまでの話を聞くと北朝鮮は本当に地獄のような国だと思わざるを得ないと思いますが、また続報が入り次第お伝えしていきたいと思います。