アメリカと北朝鮮の緊張状態が今も続いていますが、
そもそもなぜアメリカと北朝鮮はこんなに敵対視しているのでしょうか。
原因がわかれば、その原因を解決して
平和的に進めていけるのではないでしょうか。
今回はアメリカと北朝鮮が
なぜこれほどまでに対立しているのかについて
紹介していきたいと思います。
目次
北朝鮮とアメリカはなぜこれほど対立しているのか そもそもの原因は朝鮮戦争にあった?
北朝鮮とアメリカが対立しているそもそもの原因は
どうやら朝鮮戦争にあるようです。
朝鮮戦争とは北朝鮮と韓国の戦争のことで、
この時の戦争にはそれぞれサポートしている国が存在しました。
その国とは、北朝鮮には中国、韓国にはアメリカがサポートにまわっていたようです。
そして1953年に朝鮮戦争は休戦。
現在も北朝鮮と韓国は仲が悪い状態で
当然韓国に味方をしたアメリカと北朝鮮の仲は悪い状態ということのようです。
※朝鮮戦争の時にアメリカが韓国をサポートしたのは、
元々韓国はアメリカの植民地だったため。韓国が独立してアメリカがサポートしていたため。
現在、朝鮮戦争は休戦しているように見えますが、
実は潜在的には続いているような状態で、
しかも北朝鮮は「核」を持てばアメリカと対等になれると思っているようなのですね。
過去には「米朝枠組み合意」という核兵器の開発を
辞めさせる約束事を作りましたが、
北朝鮮はこれを脱退し自国で核兵器の研究を続けてきました。
そして最近になって北朝鮮が
ICBM(大陸間弾道ミサイル)に小型の核兵器を備え付けて
アメリカ本土に届く技術を開発してしまい、
アメリカ側は焦ってその対応に追われているという流れのようです。
アメリカはこれまで北朝鮮が核の研究を続けていることを黙認ではありませんが、「どうせアメリカまで届くような技術は作れない」と思っていたようなのですが、どうやらそれが覆り、核の脅威にさらされることになってしまったため、
今の緊張状態が作られているようなのです。
北朝鮮はアメリカになぜ対立しているのか?トランプ大統領とオバマ大統領の違い
北朝鮮の核開発の問題についてはオバマ大統領の時から
問題になっていましたが、オバマ大統領の時は
「戦略的忍耐」と言う方向で進めていたため、
武力行使などには踏み切らなかったようです。
しかしトランプ大統領は、オバマ大統領とは違い、
「力による平和」を目指し、
北朝鮮に対して強い圧力をかけることも辞さない構えなのです。
トランプ大統領の就任によってアメリカの
北朝鮮に対する態度が一変したため、
北朝鮮もアメリカ本土を攻撃するともとれる声明を発表しています。
こうした流れで現在の緊張状態が作られているようなのですね。
じゃあオバマ大統領の時のようにすればいいんじゃないかと
思いますが、それはまた北朝鮮に核開発の時間を
与えてしまうことになるのでそれはそれでまずいのかもしれません。
元々、北朝鮮は独裁国家でアメリカは自由の国。
思想が全く違うため、北朝鮮は最初からアメリカを
敵対視しているようなのですし。
それならば北朝鮮もアメリカと同じように「核」を持ち
アメリカに対抗できる力を持ってしまえとしているのが
現在の北朝鮮の考えなのでしょう。
でも本当に戦争などが始まったら
結局アメリカが勝って終了すると言われているのも事実で本当にその通りだと思いますが、決着がつくまでの間に日本が攻撃されない保証はありません。
日本はアメリカと強力な同盟を結んでおり、
北朝鮮がミサイルで狙ってくる先の一つに
日本のアメリカ軍駐在所があります。
戦争を始める前のミサイル発射のジャブとして、
日本のアメリカ軍駐在所が狙われるかもしれません。
また、戦争が始まってしまったら、日本はアメリカに支援しますが、
その支援をやめさせるためにも北朝鮮が日本へミサイルを放ってくる可能性があるのです。
また北朝鮮は過去にこんな発言もしています。
「我々の核の照準は米国本土にも向いている」という文章。
この文章中には「にも」という言葉が使われており、
この言葉の意味を考えるとゾッとしますが、
日本に打ち込むのは前提でアメリカにも届くんだぞと言っているように聞こえます。
そもそもの標的が日本であるかのような言い方がされているため
日本国民は無視できない状態です。
本当に何事もなく終わってほしいですね。
結果的にアメリカが勝つのは誰の目にも明らかでしょう。
日本はこれまで核を持たずに戦争を放棄してきたのですから、
絶対に巻き込まれてはいけない国です。
こんなことになるなら最初から「核」持ちますよって話ですし。
これは約束が違いすぎますし、
許されることではありません。
結局今は北朝鮮が変なことをしでかす前に、
日本は防衛力を上げていくしかありませんよね。
本当に何事もなくまた平和に過ごせるようになってほしいものです。