台風22号(サオラー)が発生し、
台風21号で大きな被害を受けた日本へ
さらなる追い打ちをかけようとしています。
今現在の予報によると台風22号は週末から週明けにかけて
日本に最も接近するようです。
今回は台風22号のこれからの進路と
なぜこれほど台風が連続して発生してしまうのかといった
台風ができるメカニズムについて紹介していきたいと思います。
台風22号(サオラー)の 最新情報と現在の進路
台風22号が発生し、週末には日本列島に上陸するということで
和歌山県の一部など地域によっては避難指示が出されている地域もあるようです。
そんな台風22号ですが現在の進路はこのようになっています。
上の進路予報図を見てみると
日本に最も接近するのは29日から31日にかけてのようですので
週末から来週の週明けに最も接近すると言えるでしょう。
こちらは台風22号の詳しい今後の進路予報です。
<台風22号の今後の詳しい進路>
台風22号(サオラー)は、フィリピンの東の海上を北西に進んでいます。
今後は発達しながら北西に進み、28日(土)頃に沖縄本島や奄美諸島へ最接近。その後は東寄りに向きを変えて、本州の南海上を通過する予想です。
沖縄では暴風や高波、大雨に要警戒。西日本でも強風や高波に注意が必要です。サオラー:ベトナムの言葉で動物の名前
台風21号が通り過ぎたばかりですが、
次の台風が接近中ですので十分にお気を付けください。
台風ができるメカニズムを簡単に説明 今年の10月は台風が発生しやすい!?
最近は台風が連続して発生しているように思われますが、
いったいなぜこんなに連続して台風が発生してしまうのでしょうか。
今回は台風ができるメカニズムを紹介していきたいと思います。
<台風ができるメカニズム>
熱帯などの海域では、太陽の強い日射により海水温が高くなっています。
この暖かい海域に接した大気は、気温が上昇すると同時に海面から多量の水蒸気の補給を受け、
大気の状態が次第に不安定になります(図1)(引用)
太平洋高気圧におおわれた海域の大部分では安定成層となっており、
下層が不安定でも強い上昇流は生じません。
しかし太平洋高気圧から吹き出す北東貿易風と
赤道越えの南東貿易風などが集まる低緯度の熱帯収束帯付近の所々では、下層の不安定な空気が収束し(集まり)、強い上昇流を生じます。(図2)
多量の水蒸気を含んだ下層の空気はこの上昇流によって上空に運ばれ凝結し、多数の積乱雲などが発生します(写真2)。
これらの雲は集まって、雲のかたまり(クラウド・クラスター)を形成する場合があります。(引用)
この雲のかたまりができる時に出る
多量の凝結熱が上空を暖めて気圧を下げ、
熱帯低気圧が形成される場合があります。(図3)(引用)
この低気圧の中心に向かって
周囲の高温多湿の下層大気が反時計回りに吹き込み(写真4)、上昇流となって、多数の積乱雲などを生成します。
さらに4と5のサイクルが繰り返される場合は、
熱帯低気圧が明瞭となり雲も組織化され、台風が発生するのです。(引用)
<ネット上の声>
・雨量が多いとまた土砂崩れや冠水の被害が出そうやね。
近年、秋~冬の雨続いてるから梅雨入り宣言とかしたらどうなんやろ。
秋雨前線があるから中々温帯低気圧に変わらないんだよね。・ちょっと待って
・マジか・・・
・今度は台風22号かよ!
・今週末台風22号!?ちょっと待ってください
・ちょっと待ってくれ、今週末から4日連続飛行機乗るんだから台風22号は散れ!
幻になれ!・台風22号ってマジか。しかも今週末来るとかマジか
・台風22号来ないでください。屋根がなくなってしまいます
・台風22号発生だとかマジか。同じルートを通りませんように
つい先日台風21号が過去最大クラスで通り過ぎたばかりなのに
22号がすでに近づいているというのはちょっときついですよね。
まだ復旧作業に追われている地域もあるというのに、
本当に冗談じゃないです。
台風21号が通り過ぎた後は、
どのテレビ局も台風21号による被害の大きさを
放送していたように見えます。
今後実際にどのような進路をとるのかは
時間が過ぎてみないとわからないですが、
被害が拡大しないように祈るしかありません。
どこかで勢力を失ってくれれば良いのですが、
極力外出は控えて、どうしても出かけなければ
ならないときは最新の注意を払ってください。
続報が入り次第またお伝えしていきたいと思います。