北朝鮮による3日の核実験で使用された核の威力は、
広島原爆の８倍の威力があったようです。

アメリカと北朝鮮の緊張状態は今だ解けそうにないどころか、
ますます過熱しているように思われます。

しかし、これほどの緊張状態にあっても、
アメリカと北朝鮮は戦争をしないであろうという見方があります。
その理由としては今アメリカが北朝鮮を攻撃すれば、北朝鮮は
日本のような近隣諸国に大きな被害を与えるということや、
韓国に在住するするアメリカ人を多く巻き込んでしまうこと、
それにアメリカ自体が大きな経済的ダメージを受けるといったような理由があるようです。

２０１７年４月にはアメリカが
化学兵器を使ったシリアに対しトマホークミサイル59発の軍事制裁を加え、
北朝鮮への軍事的けん制を表明し、トランプ大統領は
大統領に就任してから初めて世界にアメリカの行動力を見せました。

これによって２０１７年４月のアメリカと北朝鮮の衝突が
免れたという見方もあるようです。

しかし現在、北朝鮮は核をちらつかせ
アメリカに対し「日本列島が沈没しても後悔するな」と発言しており、
アメリカが北朝鮮を攻撃すれば日本は
大きな被害を受けることになるということを言われています。

すでに日本は北朝鮮によって人質的な立場に置かれており、
現に北朝鮮はもうすでに日本のどこへでもミサイルを飛ばすことができ、
核攻撃をすることができます。

日本で暮らす我々には恐怖しかありませんが、
根本的にこの問題を解決をしていくには北朝鮮が政治体制を変えるか、
金正恩が亡命するしかないそうです。

この先アメリカは北朝鮮に対し、
どのようなアプローチをとっていくのでしょうか。

ここからは現在言われているアメリカのこれから先の
北朝鮮への対策について紹介していきたいと思います。

北朝鮮への最強の制裁は石油の禁輸

北朝鮮への経済制裁の中で最も強力な制裁は石油の禁輸。

現在北朝鮮には中国から年間50万トン以上の石油が輸出されています。

３日の北朝鮮の核実験を受けてアメリカは現在
国連安全保障理事会ではこの石油の禁輸を強く求めているそうです。

この経済制裁ができれば
北朝鮮は甚大なる経済的ダメージを受けることになりそうです。

ただここには中国側にとってもダメージがあります。

それはこれだけの量の石油の輸出を止められれば、
中国側にとっても経済的におもしろくない結果になりますし、
これまで北朝鮮を陰でサポートしてきた中国が、
初めて北朝鮮へのサポートができなくなるという点でも
中国にとってはマイナスな出来事になるでしょう。

しかし、ここで中国が北朝鮮への石油の禁輸を放棄すれば、
今度は中国が国際社会から追い出される格好となるので、
現在議題に挙がっている石油の禁輸は通りそうであるという見方が強いようです。

中国だって北朝鮮を味方したばっかりに、
世界から敵に回されればひとたまりもありませんから、
北朝鮮への石油の禁輸はほぼ通ることになるでしょう。

そうなれば北朝鮮もさすがに厳しい状態になるので、
対話に応じる可能性も出てきますが、
もしもこの制裁に不服として北朝鮮がミサイルを発射してしまったら
日本もただでは済まないダメージを受けることになります。

それだけは避けなくてはなりませんが
そうなってくると次に考えられるのが、
アメリカによる北朝鮮の空爆です。

これは以前９月９日に
アメリカが北朝鮮を攻撃すると言っていたニュースです。

９月９日がＸデーと言われているのは、
トランプ大統領の発言から来ているわけですが、
もしもこのまま経済制裁を続けても北朝鮮が対話に応じず、
核実験を繰り返すようであれば、どこかのタイミングで
必ず攻撃せざるを得ない状況になってしまいそうです。

もしそうなった場合は、一気に北朝鮮を制圧しないと
近隣諸国にも大きな被害が出るでしょう。

このままいくと本当に恐ろしい結果を迎えてしまいそうです。

トランプ大統領は連日のニュースで「すべてのカードはテーブルの上にある」と発言していますが、このほかにも違う道は残されているのでしょうか。

あまりに北朝鮮に制裁を加えていけば北朝鮮も何をするかわかりませんし、
制裁を加えなければ核やミサイル開発はどんどん開発されていってしまいます。

現在世界は北朝鮮を敵とみなしていますが、
もしもこの先北朝鮮が世界にとって味方になるようなことが起きれば、
世界がまた平和を取り戻しそうです。

今はとても緊張している状態ですので、
どこかでこの緊張が解けてほしいですね。